ホッフェンハイム戦のゴールに興奮
23日にチャンピオンズリーグ・プレイオフ2ndレグでホッフェンハイムと対戦したリヴァプールは、MFエムレ・チャンの活躍もあって4-2で勝利。2戦合計6-3で本戦出場を決めた。
何よりこの試合で凄かったのは前半の21分間だ。リヴァプールは相変わらずのハイプレスからゲームを支配し、流れるようなパスワークから次々にチャンスを演出。21分間で勝利を決定づける3得点を奪ってみせた。中でも美しかったのは3点目だ。速攻から左サイドのサディオ・マネがボールをキープし、後方から上がってきたロベルト・フィルミーノに巧みなヒールパス。フィルミーノはそれをダイレクトで折り返し、ファーサイドに詰めたチャンが左足で押し込んだ。
守備から攻撃への切り替えの速さ、巧みなパスワークも絡んだ理想的なゴールだった。ここで英『METRO』が注目したのが、リヴァプール指揮官ユルゲン・クロップのセレブレーションだ。クロップはリアクションが大きいこともあって得点後の仕草が注目を集めるが、この3点目には大興奮したのか「これがフットボールだ!」と叫んでいたという。
これにはリヴァプールサポーターもSNSで、「クロップがこれがフットボールだ!と叫んでいる。素晴らしい」、「これがフットボール!そしてこれがオレたちの監督クロップだ」、「オレたちは監督を愛している」と反応しており、クロップの強烈なセレブレーションにサポーターも興奮しているようだ。
前半21分までに見せたフットボールはチャンピオンズリーグで対戦する格上クラブにも通用するはずだが、クロップ率いる超攻撃集団は何を見せてくれるのだろうか。