エンリケはMSN頼みであることを露呈した 控え選手を1人も使わなかった采配に疑問の声

今のバルサには別プランがないか

今のバルサには別プランがないか

誰も交代させなかったエンリケphoto/Getty Images

そんなことは絶対に起こらないと思われていたが、現在バルセロナのMSNが揃って沈黙してしまっている。レアル・マドリードとのクラシコに敗れるまでこのユニットは史上最高の組み合わせと言われており、今季はチャンピオンズリーグ連覇さえ可能と思われていた。しかし、クラシコの敗北からバルサは何かがおかしくなってしまった。

英『Sky Sports』によると、スペインサッカーを専門とするギエム・バラゲ氏は、MSNを含めバルサのスタメン11人が精神的にも肉体的にも疲れていると指摘。特にネイマールは厳しく批判されており、スペインの主要4紙はバレンシア戦のプレイに最低点の評価を与えている。また、ネイマールはアトレティコ・マドリード戦に続いてバレンシア戦でも相手選手に暴力的な行為を働いており、精神面が不安定なのは明らかだ。

さらに英『Daily Mail』は、今回のバレンシア戦で指揮官ルイス・エンリケがベンチメンバーを1人も使わなかったことがMSN頼みの何よりの証拠と報じており、スタメンの11人以外頼れる選手がいない事実を露呈したと層の薄さを指摘している。MSNの代えなど見つかるはずもないが、今のバルサに別プランがないのは明らかだ。
バラゲ氏は次節の対戦スケジュールを考えると、アスレティック・ビルバオと対戦するアトレティコ・マドリード、ビジャレアルと対戦するレアル・マドリードに比べてデポルティーボと対戦するバルサの方が有利ではないかと述べているが、バルサは次節から本来の強さを取り戻せるか。

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