数分のために俺を呼ぶな!? ミランFWがラツィオ戦で途中出場を拒否

昨季のチーム得点王が苦しむ

ラツィオ相手に後半になっても1-1の状況が続いていたミランは、得点を奪うためにも攻撃的なカードを切らなければならなかった。後半29分にはルイス・アドリアーノとマリオ・バロテッリを入れ替え、後半39分には日本代表MF本田圭佑に代わって昨季のチーム得点王であるジェレミー・メネズがピッチに送り出された。

しかし伊『Football ITALIA』によると、メネズは途中交代での出場を拒んでいたという。この試合では先にバロテッリが出場することとなり、メネズにはなかなか声がかからなかった。メネズはこれに怒りを感じたのか、ウォームアップを拒否していたという。

これを説得したのは指揮官シニシャ・ミハイロビッチの右腕であるネナド・サキッチだ。サキッチは1分だけのために出場するわけではないと時間があることを強調し、メネズは何とか後半39分から出場することとなった。
しかしこの一件からも分かるように、今のミランは選手がチームのために全てを捧げる環境ができ上がっていない。元よりメネズはエゴイスティックなタイプの選手なだけに、余計に今の状況が許せないのだろう。消化不良の引き分けと同時にチーム内には嫌な空気が流れている。

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