カシージャス以上のGKとなるか ナバスが1シーズンのPK阻止本数でカシージャスに並ぶ

もはやBBCよりも重要か

20日に行われたレアル・マドリードとセビージャの一戦は、BBCの得点もあって4-0でレアルが大勝した。結果だけを見ればレアルの圧勝にも思えるが、この試合ではGKケイロル・ナバスが相手のPKをストップしたことを忘れてはならない。

ナバスは前半27分にセビージャFWケヴィン・ガメイロのPKを見事にストップし、相手に傾きかけた流れを見事に引き戻してみせた。スペイン『as』によると、これでナバスは今季PK4本中3本をセーブしたことになる。阻止率は驚異の75%だ。レアル・ベティスのルベン・カストロ、アトレティコ・マドリードのアントワーヌ・グリーズマン、そして今回のガメイロが3人目だ。

レアルのGKが1シーズンに3本のPKをセーブしたのは2008-09シーズンにイケル・カシージャスが達成して以来のことであり、ナバスはクラブの偉大なレジェンドと肩を並べることとなった。
これまでレアルといえばBBCの3枚が絶対的な存在だったが、今季に限ればクリスティアーノ・ロナウドやカリム・ベンゼマよりもナバスの存在感の方が大きいだろう。今季はDFリーダーのセルヒオ・ラモスも負傷で離脱している期間があり、例年に比べてレアルの守備は決して堅くない。そのぶんナバスの存在感が際立っており、誰よりも欠かせない選手となっている。

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