サッリ監督は2試合の資格失効に コッパ準々決勝インテル戦でマンチーニ監督に「ゲイ」発言

本人は差別の意図がなかったことを主張

コッパ・イタリアのインテル戦でロベルト・マンチーニ監督に対して差別的発言を行なったナポリのマウリシオ・サッリ監督の処罰が決定した。

スポーツ裁判所は21日、サッリ監督に対してコッパ・イタリア2試合での資格失効、ならびに2万ユーロ(約254万円)の罰金支払いを命じた。あわせてサッリ監督の発言に応戦したマンチーニ監督にも5000ユーロ(約63万円)の罰金支払いが決定している。

サッリ監督は19日のインテル戦で後半ロスタイムにタッチライン際でマンチーニ監督と口論になり、「ゲイ」、「男色家」といった発言をしていた。FIGC(イタリアサッカー連盟)では人種、セクシャリティ、民族的出自などに基づく差別発言に対する処分を明記しており、それによれば最低でも4ヶ月の資格失効が下される可能性があった。
サッリ監督は試合後にマンチーニ監督に謝罪したことがすでに伝えられている。同監督は「私はただイライラしていただけだ。誰に対しても差別用語は使っていない。もし本当にそういった言葉を使ったのなら、ゲイの方々に謝罪するよ」という発言を残し、勢いから暴言を口走ってしまったと明かしている。

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