パリ・サンジェルマンFWエセキエル・ラベッシの獲得を狙っているインテルには、獲得できなかった際のプランBがあるという。
伊『フットボールイタリア』によると、ラベッシは600万ユーロの年俸を受け取りたいと考えており、インテルにとっては少々高額だ。さらにラベッシに興味を示しているのはインテルだけではなく、単純に獲得競争に敗れるケースも考えられる。
現在ラツィオのアントニオ・カンドレーヴァもリストアップしているものの、こちらもラツィオ側が3000万ユーロの移籍金を要求しており、獲得は容易ではない。そこで、浮上しているのがサンプドリアFWエデルだ。エデルは今季のリーグ戦でチームトップの10ゴールを挙げているエースだ。もちろん簡単に獲得できるわけはないが、インテルは自チームの選手を交渉に盛り込むことで獲得を実現しようと考えている。
現在候補に挙がっているのはDF長友佑都、ドドー、ダヴィデ・サントンの3名だ。サンプドリアは以前から長友獲得に興味を示していたこともあり、長友がエデル獲得の材料となる可能性も出てきた。一時はクラブとの契約延長が間近に迫っていると言われた長友だが、インテルはDF陣が豊富だ。にも関わらず今冬にPSGのファン・デル・ヴィールやマンチェスター・シティのパブロ・サバレタもリストアップしており、長友が絶対欠かせない選手というわけではない。
ラベッシを獲得できれば丸く収まる話ではあるが、長友はまだまだ油断できない位置にいるのかもしれない。