トッテナムの指揮官マウリシオ・ポチェッティーノは、次のマンチェスター・ユナイテッド指揮官に最もふさわしい人物ではなかろうか。
ポチェッティーノはデイビッド・モイーズの後任候補として名前が浮上したことがあったが、結局はファン・ハールに収まった。英『デイリー・ミラー』はファン・ハールの後任にポチェッティーノを置くべきと伝えており、同指揮官の能力を高く評価している。
ポチェッティーノはサウサンプトンでもトッテナムでも確かな成績を残し、プレミアリーグの中でもかなり優秀な部類に入る。しかもポチェッティーノはデル・アリ、エリック・ダイアー、ハリー・ケインと自国の若手選手を積極的に起用しており、イングランド代表に複数の若手選手を送り込んでいる。
これはアレックス・ファーガソンが好むアカデミーからの引き上げにも通ずるものがあり、マンUでも若手を巧みに育てていくことだろう。それは長期的な視点に立ったチーム運営ができることにも繋がり、大金をばらまいてスター選手をかき集めるだけの今の運営とは大きく異なる。
ジョゼ・モウリーニョら大物指揮官を招聘する話も浮上しているが、確かな結果を残す青年監督に任せてみるのも面白いだろう。