チェルシーはバチュアイよりも…… スウォンジーにレンタルさせた20歳FWが4得点と大暴れ

チェルシーのバチュアイ photo/Getty Images

バチュアイはモラタの穴埋めに苦戦

FWアルバロ・モラタを負傷で失った今、チェルシーは前線の人員について何を思うのだろうか。14日のクリスタル・パレス戦ではモラタの代役としてミッチー・バチュアイが先発しているが、バチュアイはここまで満足のいくパフォーマンスを見せることができていない。プレイタイムが少ないのも原因だが、プレミアリーグではまだ無得点だ。

そのバチュアイとは対照的に、同じプレミアのスウォンジーで結果を出しているのが20歳のFWタミー・アブラハムだ。アブラハムはチェルシーが保有している選手で、昨季は2部のブリストル・シティにレンタル移籍させていた。そこで23得点と大暴れし、一部では今季トップチームに残すべきとの意見もあった。しかしクラブはアブラハムをスウォンジーにレンタル移籍させる決断を下し、そこでアブラハムはすでに4得点を記録している。

英『Daily Mail』によると、かつてアーセナルなどで活躍したイアン・ライト氏はバチュアイよりアブラハムの方が良いと感じているようで、バチュアイには問題があると主張している。
「バチュアイはボックス内でチャンスを得るために十分な動きをしていない。彼は動いていないんだ。インテンシティが十分ではない。パレス戦では何度かファンタスティックなボールが入ってきていたが、彼はその多くで遅れていた」

ひとまずチェルシーはモラタが復帰するまで我慢するしかないが、ここでも今夏の補強策の問題が指摘されてしまった。モラタとバックアッパーとなる選手との実力差が開きすぎているのは大きな問題と言えるだろう。

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