延長戦で力尽きたU-20日本代表 FW岩崎が痛感した世界との差とは?

「もっと自分が輝かないと」

「もっと自分が輝かないと」

決定機を活かしきれなかった岩崎 photo/Getty Images

30日にU-20FIFAワールドカップのラウンド16が行われ、U-20日本代表が同ベネズエラ代表に0-1で敗れた。

同日本代表FW岩崎悠人はJリーグ公式ホームページのコメントで、今大会における自身のプレイを総括している。
「大会中、色々な葛藤がありました。今大会は影(シャドー)の動きが多くてシュートが打てず、ゴールに多く絡めませんでした。もっと自分自身が輝かないと厳しい。チャレンジはしましたが、そこで結果を出せませんでしたし、ワールドクラスの国は大事なところで点をとってきます。ただ、課題ははっきりしました。世界との差も把握できましたし、この差を早く埋めていきたいですね。チームのためになるプレイをやり続けましたが、ゴールを決めるという貢献のしかたもしたかったです」

同試合では32分にフリーで放ったヘディングシュートをはじめ、多くの決定機に絡んだ岩崎。しかし、フィニッシュワークの精度を欠いてゴールを奪えずにいると、逆に延長戦でベネズエラ代表にコーナーキックのチャンスをモノにされ、勝利を逃した。互角もしくは格上のチームとの試合に勝利するうえで、相手のプレッシャーを掻い潜るための素早い状況判断や疲労が蓄積している際でも決定機をモノにできる技術力は不可欠である。同試合では巧みなラインコントロールで難敵ベネズエラ代表と互角に渡り合っただけに、今後は攻撃面で細部を突き詰めたいところだ。

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