「行け。トリノで上手くやれる」 ”構想外”だったハートに移籍勧めたレジェンドとは

イタリアを知る者としてアドバイス

今夏マンチェスター・シティの指揮官に就任したジョゼップ・グアルディオラは、自身のスタイルに合わないとの理由からイングランド代表GKジョー・ハートを構想外とした。代わりにやってきたクラウディオ・ブラーボがパスも得意としていることを考えると、グアルディオラの好みはやはりはっきりしている。

ハートは追い出される形でセリエAのトリノへの移籍を決断したわけだが、イングランドを離れることには多少の戸惑いがあったようだ。そんな時にアドバイスをくれたのが、かつてインテルなどイタリアでプレイした経験を持ち、マンCで引退したパトリック・ヴィエラ氏だったという。伊『La Stampa』がハートのコメントを伝えている。

「正直言うと、全てが速く進んだから選択肢はそれほど多くなかったんだ。だけど僕はトリノにとても感謝している。確かなチャンスをくれているからね。イタリアを知っている信頼できる人とも話をしたよ。ヴィエラとかね。ヴィエラは行けと言ったんだ。トリノで上手くやれると。彼は僕の状況を分かっていたし、僕がプレイする必要があることも分かっていた」
トリノはマンCに比べてチャンピオンズリーグに出るようなクラブではないが、出場機会は確保されている。GKは他のポジション以上に試合勘が大切になってくることもあり、ハートにとっては非常に良い移籍となったことだろう。

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