ベルギー黄金世代は終わりに近づいているが…… 黄金世代と“新世代”の両方を知るトマ・ムニエが信じる可能性「僕たちは予選を無敗で突破した」

2026W杯出場を決めたベルギー photo/Getty Images

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まだ大きなことを達成できると自信

2026W杯欧州予選最終節でリヒテンシュタインを7-0で撃破し、4大会連続となるW杯出場を決めたベルギー代表。

エデン・アザールやヴァンサン・コンパニら黄金世代と呼ばれていた選手がピッチを去っていることもあり、2018年大会の頃などと比べるとスケールダウンしている感は否めない。

しかし、今の新世代にも可能性があると手応えを感じている者もいる。2013年に代表デビューし、今回の欧州予選でも7試合に出場したリールDFトマ・ムニエだ。
ドルトムントやパリ・サンジェルマンなどでプレイしてきたムニエは34歳を迎えており、今の代表チームでは貴重なベテラン組だ。黄金世代から今の新世代まで両方を知っている選手で、ムニエは他国と比べても悪い状態にはないと手応えを口にしている。

「新しくリュディ・ガルシアのスタッフチームが入り、ここまで仕事は上手くいっている。今のチームは真に新しい世代であり、常に新しいトレーニングメニューや戦術を取り入れてきた。もちろん改善点もあるけど、それを達成できるだけの選手は揃っている。例えばイタリアやスウェーデン、デンマークといったチームだって苦戦している。それでも僕たちは予選グループを無敗の首位で突破したのだから」(『beIN Sport』より)。

元ベルギー代表のGKジャン・マリー・プファフ氏も「黄金世代がいればもっと多くのことが可能だったのだろうが、ベルギーは今後もトップレベルで戦い続けられると思う。若い選手たちは今後数ヶ月をかけて厳しい試練を乗り越えないといけないが、ベルギーでまた大きなことが出来るかもしれない」と新世代に期待をかけている。

2026W杯へ現段階で評判は高いとは言えないかもしれないが、黄金世代が2018年大会で記録した3位の結果に近づけるか。



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