ドイツ代表を救った新エース・ヴォルテマーデの急成長 6月の代表デビューから一気にドイツ1番手FW候補へ「本大会でも調子を維持できればと思う」

ドイツ代表でプレイするヴォルテマーデ photo/Getty Images

W杯本大会でも先発に入る可能性が高い

今年6月のUEFAネーションズリーグ・ポルトガル戦でドイツ代表デビューを果たし、そこから5か月。2026ワールドカップ欧州予選でドイツ代表のエースとなったのがニューカッスル所属FWニック・ヴォルテマーデだ。

ヴォルテマーデは先月の欧州予選・北アイルランド戦、今月のルクセンブルク戦(2ゴール)、スロバキア戦でそれぞれ決勝ゴールを挙げ、ドイツのW杯出場権獲得に大きく貢献した。

ドイツでは同じ大型FWティム・クラインディーンストが長期離脱していることもあり、ヴォルテマーデのブレイクは救いだった。今夏にシュツットガルトからニューカッスルへ移籍した際にはステップアップを急ぎすぎではないかと不安の声もあったが、ヴォルテマーデはニューカッスルでも早い段階から活躍。一気にドイツ代表1番手FWへと躍り出た。

今回のスロバキア戦後にヴォルテマーデは「試合当初から勝利への強いスピリットを見せられた。ピッチでは積極的かつ創造的にプレイできたし、楽しかったね。W杯出場権を獲得できたのは素晴らしいことだし、本大会でも調子を維持できればと思う」とコメントしていたが、本大会でもヴォルテマーデがドイツ攻撃陣のキーマンとなるのは間違いないだろう。

最前線のヴォルテマーデ、その背後に怪我からMFジャマール・ムシアラが復帰すれば、ドイツの攻撃はかなり面白い構成となりそうだ。



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