U-17W杯で“ヘスキーの息子”レイガンが躍動中 フォーデン、スターリングを参考にしてきたレイガンが目指すU-17W杯制覇

クラブではマンCでプレイしているレイガン photo/Getty Images

ベスト32の韓国戦でも得点を記録

15日に行われたU-17ワールドカップ・ベスト32で韓国代表と対戦し、2-0と勝利を収めたU-17イングランド代表。このゲームでもネットを揺らしたのが、元イングランド代表FWエミール・ヘスキー氏を父に持つ17歳FWレイガン・ヘスキーだ。

レイガンはこれが大会4点目で、ここまで4ゴール3アシストと見事な成績を残している。クラブではマンチェスター・シティのアカデミーに在籍しており、2つ上の兄である19歳MFジェイデン・ヘスキーも同じくマンCでプレイしている。9月に行われたEFL杯・3回戦のハダースフィールド・タウン戦で兄弟揃ってトップチームデビューを果たしていて、目指すはトップチーム定着だ。

父のエミール氏はセンターフォワードだったが、長男のジェイデンはセントラルMF、弟のレイガンはウイングを本職としている。レイガンはマンCでプレイするフィル・フォーデン、現在はチェルシー所属となっているラヒーム・スターリングを参考にしてきたと明かしていて、このままU-17W杯を制したいと意気込む。

「代表にはクラブの時から知り合いの選手もいるし、とても楽だ。これまで対戦したことのない様々なチームと戦えるのは良いことだね。夏にはU-21イングランド代表が欧州選手権を制覇するのを見ていたし、あれでモチベーションが上がった。僕たちも優勝したいけど、まずは1試合1試合を丁寧に戦い、どこまで進めるかだ。良い選手が揃っていると思う」

「父がそばにいてくれるのは良いことだし、助けが必要な時はアドバイスをもらえる。そんな厳しいタイプの人じゃないよ。僕の好きなようにさせてくれるからね。兄の存在も支えだ。目標は2人ともシティのスタメンに入ることだ。時々それについて兄と話をしている。2人でのプレイを夢見てきたからね」

「個人的にはフォーデン、スターリングの2人を見て育ってきた。1対1やプレイメイクなど、自分のプレイの参考にしている。似ているところもあると思うけど、極端に似ているわけではない。特長が違うからね。僕は背が高い方で、フォーデンとスターリングは僕より小柄で機敏だ。僕は左サイドでのプレイが好きで、ここが1番快適にプレイできると思っている。得意な中へのカットインを含め、まだまだ改善していけると思う」(『GIVE ME SPORT』より)。

ここまでU-17W杯では十分にアピール出来ていると言えよう。レイガンはクラブでもU-18カテゴリーで24戦18ゴール7アシストと結果を出していて、兄のジェイデンもU-21カテゴリーでキャプテンマークを任されている。父に続き、2人ともA代表でプレイする日がくるかもしれない。



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