「どんどん良くなっていると思う」 復帰のマルムシュがスウォンジー戦でゴール。ハーランドに次ぐ得点源となれるか

マンチェスター・シティのマルムシュ photo/Getty Images

アルバレスの代役としてやってきたFW

カラバオカップ4回戦、ペップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティは英2部のスウォンジーと対戦した。

シティのエースであるアーリング・ハーランドは休養のためメンバー外。ジャンルイジ・ドンナルンマはベンチスタートとなり、ジェイムズ・トラフォードがゴールマウスを守る。

先制したのはホームのスウォンジー。12分、ゴンサロ・フランコが正確なループシュートを沈め、リードを得る。

ただ、そこからはシティの展開に。39分、ジェレミー・ドクのゴールで同点に追いつくと、77分にこの日CFでの先発となったオマル・マルムシュが同点弾をゲット。後半アディショナルタイムにはダメ押しとなる3点目をラヤン・チェルキが挙げた。

今季はハーランドに頼り切りだった攻撃陣だが、アタッカーの3人がそれぞれ得点を挙げる理想的な展開となった。

カラバオカップ準々決勝に進出したシティは12月17日にブレントフォードと対戦する。今季はすでにリーグ戦で戦っており、その際はハーランドの得点で勝利している。

『Sky Sports』ではシティの指揮官であるペップ監督が逆転弾を挙げたマルムシュのパフォーマンスに言及している。

「彼(マルムシュ)は5バックに囲まれながらも、忍耐強くボールを待ってプレイする方法を熟知している。狭いスペースでの動き方、一貫性を保つ方法、背後への走り方など。フィルからのパスは素晴らしく、ラヤン・チェルキ、ニコ・ゴンザレスからもパスが出てくる」

「どんどん良くなっていると思う。ストライカーにはゴールが必要だし、自信のためにも重要だから嬉しいね。彼は長い間、負傷していた。アーリングのポジションでプレイすることが重要だ」

フリアン・アルバレスがアトレティコ・マドリードへ移籍し、ハーランドの控えを失ったシティ。そこにやってきたのがマルムシュだ。

得点力はあるが、ハーランドとはスタイルが異なる。より万能で、サイドでもプレイすることができる。

現状ハーランド以外のFWは得点を取ることに苦戦しており、負傷から戻ってきたマルムシュの復帰は朗報といえるだろう。マルムシュは昨季の冬加入ながら後半戦だけで、7ゴール2アシスト、9得点に関与している。

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