長期離脱中のバイエルンMFムシアラが屋外で個別トレーニングを開始 「とても大きな一歩だった」

バイエルンのジャマル・ムシアラ(中) photo/Getty Images

年内復帰の可能性も

23日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンのジャマル・ムシアラが屋外で個別トレーニングを行った。同選手は今年6月にアメリカで行われたクラブワールドカップ2025の準々決勝パリ・サンジェルマン戦でジャンルイジ・ドンナルンマ(現マンチェスター・シティ)と交錯し、左足首の脱臼と腓骨骨折という重傷を負っていた。

負傷後に行った緊急手術は成功したものの、シーズン前半での復帰は絶望的と見られていた。しかし、ムシアラは23日の午前中にバイエルンの屋外練習場に姿を現し、リハビリ担当のメディカルスタッフが見守る中で約25分間のランニングメニューを消化。その後は同僚のセルジ・ニャブリと少しボールを蹴るなど、順調な回復ぶりを見せた。

練習後、ドイツ紙『Bild』の取材に応じたムシアラは、「今日のトレーニングはとても大きな一歩だった。また練習場に戻ってくることができて最高だよ。足の感覚も良かった」と語り、さらに以下のように続けている。

「今は走ることに慣れて、スピードを取り戻すことが大事だ。その後でボールを使ったトレーニングを開始して、ドリブル、パス、シュートをやる」

「僕はチームの一員でいたいし、またピッチに戻りたいと思っている。でも、今は少しずつやって行くことが大事だ。急ぐべきじゃない。復帰する時には100%の状態でいたいから、時間をかけて頑張るよ」

『Bild』は、このまま順調に行けば年内にもムシアラは戦列復帰を果たすだろうと伝えている。ムシアラ同様に長期離脱中のアルフォンソ・デイヴィスも今年中に復帰できそうな状態まで回復していることから、バイエルンは年末頃にはベストメンバーを組めるようになるかもしれない。

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