ルカク、ベンゼマ退団時にレアル移籍の可能性があった? 代理人が告白

ロメル・ルカク photo/Getty Images

昨季は新天地のナポリでクラブのスクデット獲得に貢献

ナポリに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクの代理人を務めるフェデリコ・パストレッロ氏が、過去に同選手がレアル・マドリード移籍の可能性があったことを明かした。スペイン『AS』のインタビューで明かしている。

チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドとイングランドの複数クラブを転々としたルカクは2019年夏にインテルに加わると、在籍2年間で公式戦72試合で47ゴールを記録。この活躍が認められて、当時のチェルシー史上最高額で復帰したものの、移籍金に見合った活躍ができなかった。

その後、わずか1年で再びインテルにレンタルで加入。シーズン終了後にはインテルが完全移籍での再獲得を目指してチェルシーと交渉を行っていたものの、ルカクがユヴェントスとの交渉を開始したことから、その可能性が消滅。最終的にローマへと加わっていた。

そして、昨夏にナポリへと加わったベルギー代表FWだが、元フランス代表FWカリム・ベンゼマが退団した2023年夏にレアル移籍の可能性があった模様。カルロ・アンチェロッティ監督が獲得を望んでいたものの、翌シーズンに本命ターゲットであったフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得に動いていたことからレンタルを希望していたようだ。

「彼らは攻撃強化を望んでいた。翌年のキリアン・ムバッペ獲得にすでに尽力していたから、レンタル移籍に資金を使いたくなかった。だから、アンチェロッティが彼を望んでいたことを考えれば、チャンスはあったと言える。彼は常にルカクを高く評価していたが、残念ながらその話は実現しなかった」

なお、レアルはその年に攻撃強化としてエスパニョールから下部組織出身の元スペイン代表FWホセルを獲得。そのホセルはチャンピオンズリーグ準決勝バイエルン・ミュンヘンとのセカンドレグで1点ビハインドの試合終了間際に劇的2ゴールを記録して勝利に導き、15回目の欧州制覇に貢献していた。


記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.310 新生レアル徹底解剖

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ