上田綺世、得点ペースは伝説のストライカーを上回っていた 新たな記録作る可能性「歴史に名を刻む」

すでに二桁ゴールに乗せた上田 Photo/Getty Images

エールディヴィジ最多得点記録を保持するクーン・ディレン

エールディヴィジ第9節、ヘラクレス戦で前半だけでハットトリックを記録した日本代表FW上田綺世。上田の得点が引き金となり、フェイエノールトは7-0の大勝を収めた。

前半だけでハットトリックを記録したのはジョン・グイデッティ、ディルク・カイト、サンティ・ヒメネスに続く今世紀4人目の偉業。オランダメディア『1908.NL』はこの活躍に驚き、エールディヴィジに名を残す伝説のストライカーと比較している。

そのストライカーとは1950年代に活躍したメキシコ代表のクーン・ディレンだ。ディレンは57-58シーズンに、PSVアイントホーフェンで34試合に出場し、43ゴールを決めている。この記録は選手たちがシーズンにどれくらい好調にゴールを決めているかを測る「クーン・ディレン指数」という指標を生んでいる。

驚くべきことに、上田はこれを現時点では上回っている。ディレンは15試合出場の時点で12ゴールだったが、上田は8.5試合ですでに11ゴールを決めており、「歴史に名を刻む」と同メディアは報じた。エールディヴィジで70年近く誰も破れない記録に上田は迫ろうとしている。

とはいえ34試合43ゴールという数字は現代では非現実的ではあるが、上田の好調は伝説のストライカーと比較させるほどのものであることは確かなようだ。

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