「彼は変人だけど、見ていて楽しいよ」元イングランド代表が若きC・ロナウドのストイックすぎる生活を明かす

先日、W杯欧州予選最多得点者となったロナウド Photo/Getty Images

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長い選手生命の秘訣だ

そのストイックすぎる選手生活がたびたび話題となるアル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。かつてパトリス・エヴラ氏は「食事に招待されたので自宅に行ったら、サラダと鶏のササミしかなかった」というエピソードを披露したことがある。最近も、ユヴェントス時代にゼネラルマネージャーを務めていたジュゼッペ・マロッタ氏が「ロナウドはミネラルウォーターの成分を調べていた」と明かしていた。

ときに滑稽に思えるほど、選手生活に対してストイックなロナウド。そんな姿勢は若い頃から変わっていなかったようだ。マンチェスター・ユナイテッドでチームメイトだった元イングランド代表GKベン・フォスター氏は、『talkSPORT』で若き日のロナウドについて語っている。ロナウドは決してチームメイトとの夜遊びに参加しようとしなかったという。

「彼は酒を飲まない。ロニー(ロナウド)はそういうことに関わりたくないと思っていたんだ。彼にはわかっていた。彼を暴露したり、写真を撮ったり、なりふりかまわずそんなことをしてくる人がいることをね。だから、彼はそれに興味を持たなかったんだ」
チームメイトとの余暇を犠牲にしてでも、ひたすらサッカーに集中していたロナウド。「彼はピッチ外の細かいことには関わっていなかったが、サッカーに関する義務、厳しいトレーニング、そしてプロとしてのあらゆることに関しては最前線にいたよ」とフォスター氏は明かした。

ロナウドは先日、ポルトガル代表として出場したハンガリー代表戦で2ゴールを挙げ、W杯最終予選での歴代最多得点選手となった。

フォスター氏は「彼は変人だけど、見ていて楽しいよ」「若い人たちに言いたいのは、本当に一生懸命に取り組み、本当の意味で献身し、何かを強く望めば、ゲームで長く活躍できるということだ」と語った。こういったストイックな姿勢が偉大な記録の達成に貢献していることは間違いなく、ロナウドは40歳のいまもゴールを決め続けている。


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