W杯のスタメン入りへ田中碧に必要なプレミアリーグでのアピール リーズ地元メディアは「先発の座を懸けて戦う意欲のある選手が必要」

リーズでプレイする田中 photo/Getty Images

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まずはリーズでスタメンを取り戻したい

昨季チームのプレミアリーグ昇格に大きく貢献し、今季より念願のプレミアリーグでの戦いに挑んでいるリーズ・ユナイテッドMF田中碧。

しかし今季は8月末に内側側副靱帯を負傷してしまい、短期間ながら離脱している期間があった。それ以降はイーサン・アンパドゥ、ショーン・ロングスタッフ、アントン・シュタッハが中盤に入っていて、現在田中はリーグ戦3試合連続でベンチスタートとなっている。

やや出遅れたとも言えるが、地元メディア『MOT Leeds News』は昨季の活躍から田中をスタメンに戻していくべきとの考えを示している。
田中は今月の日本代表メンバーにも入っていて、10日に行われたパラグアイ代表との親善試合には先発から78分間プレイ。しかし14日に行われたブラジル戦は途中出場から16分のみの出場となっており、ブラジルとのビッグマッチで出番が限定的だったことはショックだったかもしれない。

しかし同メディアはリーズにとってはありがたいことだと伝えていて、そこまで疲労を溜めることなくリーズに戻ってきてくれるのではないかと期待している。

「日本がブラジルに3-2で勝利したゲームでは、田中はベンチスタートとなっていた。この出場時間の少なさは、(リーズ監督)ファルケにとっては嬉しいものだろう。出場時間が少なかったことは理想的なシナリオであり、田中は万全な状態でリーズへ戻ってくるだろう。田中は最近悩まされていた怪我の問題をクリアし、再びスタメンを取り戻すことを目標にリーズへ復帰する。先発の座を懸けて戦う意欲のある選手は、プレミア残留を目指すファルケのチームがまさに今必要としているものだ」

日本代表ではマインツMF佐野海舟が評価を伸ばしており、田中もスタメンの座を確保しているわけではない。2026W杯へまだまだアピールが必要で、まずはリーズからアピールしていくしかない。リーズは18日のバーンリー戦からプレミアの戦いを再開させるが、田中は再びリーズのスタメンへ復帰できるか。

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