スロット体制では初のプレミア先発落ち リヴァプールはサラー抜きで勝利するも指揮官は絶対的エースへ変わらぬ信頼 「これからもこのクラブにとって重要な存在であり続ける」

今節は出場しなかったサラー photo/Getty Images

続きを見る

ウェストハムに2-0で勝利

プレミアリーグ第13節でウェストハムと対戦したリヴァプール。公式戦3連敗中と最悪な状況の中でアウェイに乗り込んだが、アレクサンデル・イサクの移籍後初のリーグ戦ゴールとコーディ・ガクポのゴールでリヴァプールが2-0で勝利を飾った。

なんとか連敗を止めることに成功したリヴァプールだが、この試合で大きな話題となったのが、モハメド・サラーがスタメンから外れたことだ。リヴァプールの絶対的エースとして君臨していた同選手だが、今シーズンはあまり調子が上がらず、一度スタメンから外すべきだという声も挙がっていた。

そんななか、アルネ・スロット監督はウェストハム戦でサラーをベンチスタートにするという決断を下した。これはスロット体制になってからのリーグ戦では初で、2024年4月以来のベンチスタートになったという。
そしてこの試合では最後までサラーに出番はなかったが、試合後スロット監督はベンチに置いた理由を説明。あくまでローテーションによるものだと主張し、エースへの変わらぬ信頼を口にした。

「モー(サラー)はこのクラブで信じられないほど素晴らしいキャリアを築いてきた。彼は特別な選手なので、このクラブで素晴らしい将来が待っているだろう。時折、特定のラインナップを決める必要がある。そして、試合ごとに最善の布陣を選ぼうとするのだ」

「そして今日、彼らの布陣、つまりサイドバックが常に非常に高い位置を取り、ウイングが常に内側にいるという状況では、これがチームに役立つと思った。だが言った通り、彼はこのクラブにとって非常に重要な存在であり、これからもこのクラブにとって重要な存在であり続けるだろう」(英『Sky Sports』より)

結果的にサラーを外す決断を下し、連敗をストップさせることができたリヴァプール。ミッドウィークには好調なサンダーランドとの試合が控えているが、連勝を飾ることはできるか。


記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.311 今季こそアーセナル!

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ