今季絶好調のアルダ・ギュレルがレアル指揮官に言及 「彼のプロジェクトを完全に信頼している」 

レアル・マドリードのアルダ・ギュレル photo/Getty Images

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今やチームの主軸の一人

ラ・リーガで現在首位に立つレアル・マドリードの中でも、アルダ・ギュレルの活躍は際立っている。2023年7月にフェネルバフチェから加入して以降、超一流の選手達とのポジション争いに勝てず目立たない存在だったが、今シーズンはここまで公式戦10試合に出場して3ゴール4アシストを記録。今やレアルの中盤に欠かせぬキープレイヤーの一人となりつつある。

ギュレルの好調の要因は、現指揮官のシャビ・アロンソ監督だろう。昨シーズン終了後に退任したカルロ・アンチェロッティ前監督の後任としてやって来たシャビ・アロンソ監督は、就任直後に臨んだクラブワールドカップでギュレルをボランチやトップ下で先発起用するなど、当初からギュレルの実力を高く評価。同選手をチームの軸に据える方針を明確に打ち出していた。

こうしたブレイクのチャンスを与えてくれたシャビ・アロンソ監督に対してギュレルは全幅の信頼を寄せているようだ。フランス紙『L'Equipe』とのインタビューの中でギュレルは以下のように語っている。
「監督は、チームに来た初日に『君がピッチ上では直感が鋭くて戦える選手であることを私は知っている』と僕に言ってくれた。彼のサッカーは相手コートではほぼマンツーマンで守備をするようなスタイルが基本になっていて、それを実行するために相応しいキャラクターと積極性が求められる」

「僕は彼のプロジェクトを完全に信頼している。だから、『ゴールキーパーをやってくれ』と頼まれたらキーパーグローブを買ってくるよ」

「レアルに来たばかりの時にも、自分にはここで通用するだけのクオリティがあると思っていた。自分の成功を疑ったことはない」とも語ったギュレル。入団3年目にしてようやく飛躍の時を迎えているようだ。

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