スビメンディ、リヴァプールを断りアーセナル移籍を決断した理由を語る「ミケル・アルテタから電話があったとき……」

アーセナルで活躍を見せるスビメンディ Photo/Getty Images

すっかり中心選手となったスビメンディ

今夏レアル・ソシエダからアーセナルへ移籍したスペイン代表MFマルティン・スビメンディ。卓越したゲームメイクのセンスですでにガナーズの欠かせないピースとなっている同選手だが、英『Guardian』で移籍を決断した理由と、昨季リヴァプールからのオファーを断った理由を語っている。

「どんなオファーが来たとしても、まず最初に問われるのはレアル(・ソシエダ)に残るかどうかだ。でもそのとき(昨季)は、適切なタイミングではなかった。僕はレアルに残って、厳しいシーズンだったけど、多くのことを学んだよ」

「前に進み、その重荷を背負いたかった。常に適切なタイミングを選ぶようにしていたし、最終的にそれが実現できたことに満足している。アーセナルを観ていて、情熱、若さ、そして観ているときの感覚など、すべてが気に入ったんだ。そしてミケル・アルテタから電話があったとき……。もし彼と話したことがあれば、彼がとても説得力のある人だとわかるはずだよ」

「彼はサッカーに夢中で、すべてをコントロールすることに熱心で、どんな些細なことからでも何かを生み出そうとする。あらゆることをとても明確に理解していて、彼の提案は僕にとって最高のものだったんだ」

アーセナルのサッカーとアルテタのビジョンに共鳴したと語るスビメンディ。一方、昨季リヴァプールからオファーを受けた際は適切なタイミングでなかったと感じたようだ。当時、地元紙『noticas de Gipzkoa』で次のように語っていた。

「気まずい瞬間もあった。でも僕にとって一番良かったのはここ(レアル・ソシエダ)にいられたこと。今は幸せで、心穏やかだよ。マスコミのせいで騒がしいこともあるけど、結局のところ、すべてはそんなものよりずっと楽なんだ。もちろん後悔はしていない。シーズン序盤の4、5試合を終えた段階でそんなことは考えられないよ。自分の判断でそうしたんだ。それが最善だと思った。結果は僕に影響しない」

すっかりアーセナルに馴染み、まるで何シーズンも一緒にプレイしていたかのようにフィットしているスビメンディ。選択は正しかったのかもしれない。

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