佐野海舟は森保ジャパンで《アンカー1番手》になれるのか 主将・遠藤航不在のパラグアイ戦で圧巻のパフォーマンス見せる

球際の強さを見せる佐野 photo/Getty Images

中盤で抜群の活躍

マインツに所属するMF佐野海舟(24)は森保ジャパンで1番手のアンカーになれるだろうか。

昨夏ドイツに渡って以降、評価を大きく上げている佐野。加入1年目から公式戦36試合に出場し、その地位を確固たるものにすると、今シーズンもここまで公式戦10試合に出場し、1ゴール3アシストをマーク。マインツで絶対的な存在になっている。

そんな佐野は10日に行われた親善試合のパラグアイ戦でも圧巻の存在感を見せた。日本代表キャプテンでリヴァプールでプレイする遠藤航が怪我で招集外となったことで、森保ジャパンの中盤は不安視されたが、佐野は遠藤の不在を感じさせないパフォーマンスを見せた。

佐野は小川航基のゴールに繋がったパスカットだけではなく、球際の強さや広いカバーリング力を見せるなど中盤を圧倒。『SofaScore』によれば、89分までプレイした佐野はこの試合10回中8回のデュエル勝利を記録しており、空中戦は5回全部勝利するなどパラグアイの攻撃の芽をことごとく摘んだ。

中盤のデュエルなどは遠藤も得意とするところだが、ボールを奪ってからの推進力や攻撃参加も佐野の持ち味の一つだ。

遠藤からポジションを奪う可能性がある実力者である佐野の成長から今後も目が離せない。


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