カンナヴァーロ氏、ウズベキスタン代表新監督に就任 中央アジア初のW杯挑戦を“世界一の主将”に託す

再び国外での監督キャリアが決定したカンナヴァーロ氏 photo/Getty Images 

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正式決定

ウズベキスタンサッカー協会は6日、元イタリア代表DFで2006年W杯ドイツ大会優勝の立役者、ファビオ・カンナヴァーロ氏が同国代表監督に就任したと正式に発表した。

カンナヴァーロ氏はすでに首都タシュケントに到着し、代表トレーニング施設を訪問。ともにチームを率いるコーチングスタッフも発表され、アシスタントコーチにはフランチェスコ・トロイーゼ氏、フィジカルコーチにはエウジェニオ・アルバレッラ氏、GKコーチにはアントニオ・キメンティ氏などこれまで共にチームを組んだ人物も加わる。

現役時代、カンナヴァーロ氏はパルマ、インテル、ユヴェントス、レアル・マドリードなど数々の名門クラブで活躍。堅実な守備とリーダーシップで当時世界最高峰のセンターバックとして知られ、2006年にはイタリア代表主将としてW杯制覇に導き、同年のバロンドールとFIFA最優秀選手賞をダブル受賞した。
引退後は指導者の道を歩み、広州恒大(中国)やアル・ナスル(サウジアラビア)、中国代表、ベネヴェント、ウディネーゼ、そして昨年まで率いたディナモ・ザグレブなどで監督を歴任している。

ウズベキスタン代表は6月、中央アジア勢として初めてワールドカップ出場を決めるなど、飛躍に期待がかかる。選手として世界一を経験したカンナヴァーロ氏が本大会でどんな実績を収めるか注目だ。

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