バルサ、ベティスでの苦戦から8ヶ月 母国ブラジルに戻った20歳の逸材が国内リーグ得点王を狙える位置まで復活していた

パルメイラスで活躍するヴィトール・ロッキ photo/Getty Images

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チームもリーグ首位に

バルセロナとレアル・ベティスで思ったほどの成績を残せず、母国ブラジルに戻ってから8カ月。パルメイラスの選手として再出発した20歳のブラジル人FWヴィトール・ロッキに完全復活の予感だ。

ロッキは昨年1月にブラジルのアトレチコ・パラナエンセからバルセロナへ移籍したが、1年でブラジルに復帰することに。当初はパルメイラスでもスロースタートだったが、今ではチームの得点源だ。

先月にはインテルナシオナル戦でハットトリック、今月に入ってからはヴァスコ・ダ・ガマ、サンパウロ戦で1ゴールずつ記録し、これで今年のリーグ戦得点数は10ゴールに達した。
現時点でブラジル1部リーグの得点ランク首位に立っているのは、ロッキと同じく欧州のユヴェントスで苦戦した23歳のクルゼイロFWカイオ・ジョルジで15ゴールだ。それをロッキが猛追していて、この点差ならばひっくり返すチャンスがある。

パルメイラスはサンパウロ戦の勝利により、フラメンゴをかわしてリーグ首位に立った。ロッキにとっては充実の時間になっていて、南米の頂点を決めるコパ・リベルタドーレスでも準々決勝のリーベル・プレート戦で1stレグ、2ndレグともに得点を記録。チームも準決勝に駒を進めていて、ロッキの母国復帰は大成功となっている。



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