19歳でイタリア代表デビューの逸材は調子に乗ってしまった? 26歳を迎えたザニオーロの思い「もしやり直せるなら……」

最近はレンタル移籍を繰り返しているザニオーロ photo/Getty Images

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若い頃から注目を集めすぎたか

ローマで若い頃より注目を集め、イタリアサッカー界の未来と期待された逸材も26歳を迎えた。ここまで期待通りのキャリアとなっていないのは、MFニコロ・ザニオーロだ。

イタリア代表でも19歳でデビューを果たしていて、当初の期待は大きかった。しかしその後は大きな怪我も経験し、キャリアは停滞。2022年からは移籍の連続となっていて、ローマからトルコのガラタサライへ。そこからアストン・ヴィラ、アタランタ、フィオレンティーナ、そして今季はウディネーゼへとレンタル移籍が続いている。

ザニオーロにとって怪我の問題は不運だったが、若い頃から注目を集めてきたことで天狗になってしまったところもあったようだ。伊『La Repubblica』にて、ザニオーロは若い頃のやり方に失敗があったと振り返っている。
「もちろん誰にだって後悔はあるものだ。キャリアの中で多くの過ちがあったことも分かっている。それは最初からメディアに過度に露出し、そのプレッシャーに耐えないといけなかったことが原因でもある。ローマのような大きな街で18歳から注目されるのは決して簡単なことではない。少し調子に乗り過ぎたのは間違っていた。多くの失敗はそのせいさ。今はそれを認めている。もしやり直せるなら、2度と同じことはしないよ」

若くから注目を集めることで生活スタイルが激変し、成長がストップしてしまうことは珍しくない。ザニオーロも26歳と中堅世代を迎え、過去のことで色々と思うことがあるようだ。



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