ユナイテッド退団希望のメイヌー 「お得意様」が関心も、移籍には障壁

ユナイテッドのメイヌー photo/Getty Images

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去就は不透明

マンチェスター・ユナイテッドの若き才能コビー・メイヌーが、クラブを去る可能性があるようだ。『Defensa Central』が報じている。同紙は、レアル・マドリードがメイヌーの獲得に関心を持っており、選手自身もユナイテッドに留まるよりもレアルへの移籍を熱望していると伝えている。

しかし、レアルがメイヌーを獲得するには二つの障害が存在する。一つ目は、クラブ幹部が今夏の移籍期間終了までに新たな選手を獲得する意向がないことである。二つ目は、チェルシーやトッテナム・ホットスパーといったクラブも関心を示しているため、移籍金が高騰することだ。高額な移籍金を最終盤に支払うことは、レアルにとって難しいと見られている。

一方、メイヌー加入の前提となるレアルMFダニ・セバージョスの退団は、間近に迫っている模様だ。ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、マルセイユは買い取り義務付きローンを軸に最終調整を進めており、早期の契約成立を目指しているという。ここ数時間で交渉は大きく前進しており、正式決定も間近と見られる。
メイヌーがクラブを去るという報道はユナイテッドファンに大きな衝撃を与えているが、夏の移籍市場も残すところあとわずかだ。複数のクラブが関心を示す中、移籍の可能性はゼロではないが、レアルの補強戦略とセバージョスの取引がメイヌーの移籍を加速させている。今後の動向から目が離せない。

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