前田大然は“7500万ポンド”でも売れない セルティックOBは売却に断固NO「2人分の選手を失うことになるよ」

セルティックでプレイする前田 photo/Getty Images

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今夏はステップアップのチャンスでもあるが……

15日に行われたスコティッシュリーグ杯2回戦のフォルカーク戦にて、今季初ゴールを記録したセルティック所属の日本代表FW前田大然。リーグ戦の方では開幕2試合でまだゴールがないが、今季も重要性は変わらない。

前田に関しては昨季33ゴール12アシストと圧巻の数字を残したこともあり、今夏に5大リーグのどこかへステップアップするのではないかとの話題もある。しかしセルティックにとって、前田は絶対外せない戦力だ。

地元紙『Daily Record』によると、クラブOBで解説のクリス・サットン氏は超高額オファーでも手放せないと前田の重要性を語る。
「セルティックが前田を売却するなんて話は最も馬鹿げたものだ。セルティックのビジネスモデルが何だろうと、そんなものは関係ない。前田を今すぐ手放すことは絶対に許されない。たとえ7500万ポンドなんて途方もない金額だったとしても、全然足りないね。おかしいと言われるかもしれないが、本気だ。セルティックが失うのは1人分ではない。前田の万能性を考えると、少なくとも2人分の選手を失うことになるよ。しかも前線はピース不足だからね」

「彼は27歳で、契約も2年残っている。今が移籍のチャンスと言う人もいるかもしれない。他に戦力が揃っていればそれも問題ないだろう。しかしセルティックはまだ移籍した古橋やニコラス・キューンの代わりを見つけていないんだ。古橋が1月に去るとは予想していなかったし、クラブが代役のFWを獲得しないことも予想していなかった。キューンだってもう1年は引き留める価値があると感じていた。この夏に前田を手放すとなれば、チームに何が残るというのか」

前田は攻守両面で抜群の貢献度を誇る。代役を見つけるのは難しく、前田の流出はセルティックにとって大きな痛手となるのは間違いない。



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