肉体改造の効果なし? 英国人記者がアーセナルFWカイ・ハフェルツを酷評 「試合のテンポについて行けていない」

アーセナルのカイ・ハフェルツ(左) photo/Getty Images

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久々の先発出場

23日(現地時間)、アーセナルはシンガポールでACミランとプレシーズンマッチを行い、1-0で勝利した。この試合では、カイ・ハフェルツが2月にハムストリングを負傷して以降初となる先発出場を果たした。

ハフェルツは、今年2月のドバイでの合宿中にハムストリングを負傷。その後シーズン終盤に復帰を果たしたものの、怪我の再発防止のためオフシーズン中に肉体改造を実施。ジムでトレーニングに励む様子がSNSに投稿されると、一回り大きくなった同選手の上半身は大きな話題となった。

また、ミケル・アルテタ監督も定例会見でハフェルツについて話題が及ぶと、「彼は素晴らしい才能の持ち主であり、我々がフィットネスルームの中で設定している全ての基準をクリアした」と語り、ハフェルツのフィジカル能力向上に期待感を示していた。
しかし、現地メディアはこのハフェルツの肉体改造に懐疑的な見方をしている。イギリスメディア『SunSport』のミッチェル・ホール氏は、ミラン戦でのハフェルツに対してチーム最低の評価点を下し、さらに以下のような寸評を加えている。

「ボールを受けた時、彼は試合のテンポにまったくついて行けていないように見えた。サッカーのなかった最近の数カ月の間、彼はこの試合に向けた準備を怠っていたのかもしれない」

マンチェスター・ユナイテッドとのプレミアリーグ開幕戦まで残り3週間ほど。ハフェルツとしてはそこまでにコンディションを上げて行って、ホール氏をはじめとした周囲の懸念を払しょくするような活躍をシーズン序盤から見せたいところだろう。

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