スターリングに“ライバル”が急接近 チェルシー退団もロンドン残留が現実味

昨季はアーセナルにレンタル移籍していたスターリング photo/Getty images

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再起を期すベテラン

ラヒーム・スターリングが、再びプレミアリーグ内で移籍する可能性が浮上している。『The Telegraph』によると、チェルシーで構想外となっている同選手に対し、フラムが獲得へ関心を示しているという。

スターリングは2022年にトーマス・トゥヘル監督のもと、マンチェスター・シティから約4750万ポンドで加入した。しかしチェルシーでは監督交代が相次ぎ、出場機会が激減。昨季はアーセナルにローン移籍したが、ミケル・アルテタ監督の下でも序列は低く、全大会通じて28試合出場1得点に終わっていた。

そのなかで浮上したのが、マルコ・シウバ率いるフラムである。同クラブはアーセナル所属のリース・ネルソン再獲得にも動いており、前線強化を進める中でスターリングの加入も検討しているという。ロンドン在住のスターリングにとっては、フラムへの移籍は生活面での変化が最小限に抑えられる理想的な選択肢となり得る。
一方で、ナポリやレヴァークーゼンといった欧州のクラブもスターリングに関心を寄せている模様。とくにナポリは左ウイングの補強を目指しており、移籍先候補として現実味を帯びてきている。

チェルシーでの2シーズンでスターリングは81試合19得点。キャリア全盛期はマンチェスター・シティに在籍した7年間で4度のプレミアリーグ優勝を経験した。2022年W杯を最後に代表から遠ざかっているが、来年の国際大会に向け、再起を懸けた戦いが始まろうとしている。

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