アーセナルに“世界最高の15歳”が誕生か ファーディナンドが絶賛「冗談抜きでヤバい」

アーセナルのマックス・ダウマン photo/Getty Images

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若手が止まらない

元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドが、自身のYouTubeチャンネル『Rio Ferdinand Presents』でアーセナルの若き才能たちを大絶賛した。特に注目を集めているのが、わずか15歳のマックス・ダウマンと、ブレイク間近とされるイーサン・ヌワネリである。

ヌワネリは2024-25シーズン、トップチームで公式戦37試合に出場し、9得点を記録。アカデミー上がりのマイルズ・ルイス・スケリーとともに、ミケル・アルテタ監督の構想にしっかり食い込んでいる。ただしシーズン終盤には出場機会が限定され、最後の9試合では1試合の先発にとどまった。

それでもファーディナンドは「今年こそヌワネリの真のブレイクイヤーになるべきだ」と力説。「アルテタには頼むからもっと使ってほしい」と、情熱を込めて訴えた。
一方で、シンガポールで行われたACミランとのプレシーズンマッチでは、ダウマンが途中出場で鮮烈な印象を残した。わずか15歳ながら、元イングランド代表DFをも唸らせた逸材である。

「マックス・ダウマン、この名前を忘れるな。アーセナルはまたひとつ宝石を見つけた」とファーディナンドは熱弁。「冗談抜きで、彼はイングランドいや、もしかしたらヨーロッパ、世界でも最高の15歳だ。見ていて鳥肌が立った。こういう若手を見て興奮しないで、何がフットボールなんだ?」

さらにダウマンがすでにU-18やU-21で活躍し、トップチームの練習でも水準以上のパフォーマンスを見せているという内部情報もある。「選手やコーチ陣が『こんなの見たことない』と驚いている。このレベルをファーストチームで再現できるのは異常だ」と述べ、今後の成長に期待を寄せた。

アルテタ監督は「フィジカル面の向上が必要」と慎重な見解を示しているが、ファーディナンドは「才能というのは時に否定できないものだ。彼ら2人にはそれがある」と断言。「プレミアリーグを戦いながら若手にチャンスを与えるのは簡単ではないが、アルテタには思い切って起用してほしい」と呼びかけた。

15歳のダウマンと18歳のヌワネリ。既に“ベテラン”の風格すら漂うブカヨ・サカに続く、次世代の主役候補がアーセナルで芽を出しつつある。彼らの名前が今季どれだけ躍動するか、注目が集まる。

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