バーミンガムは古橋をどう活かす 昨季3部で19ゴール挙げたスタンスフィールドとの2トップ案も

セルティックでゴールを量産してきた古橋 photo/Getty Images

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監督は攻撃力を武器にプレミア昇格を狙う

フランスのレンヌでのプレイを経て、今夏にイングランド2部のバーミンガムへと移籍した日本代表FW古橋亨梧。バーミンガムはイングランド2部に昇格したクラブであり、セルティックでゴールを量産してきた古橋はバーミンガムにとって特別な戦力になると期待されている。

チームを指揮するクリス・デイビスも古橋には大きな期待をかけているようで、どのように古橋の得点力を活かすか色々と思案しているようだ。

「1年前なら、絶対に(獲得の)チャンスはなかっただろう。彼はセルティックのエースだったからね。しかし彼はフランスでの生活に馴染めないところがあり、我々はそこにチャンスを見出した。彼を獲得できるのではないかとね。そして彼も我々のプロジェクトを信じてくれた。彼は私のスタイルにぴったりの選手だよ。プレッシャーをかけられるし、アグレッシブでスピードもある。それに本当に優れたフィニッシャーだ」(『Birmingham Mail』より)。
また、チームには昨季3部で19ゴールを挙げた22歳の大型FWジェイ・スタンスフィールドもいる。スタンスフィールドと2トップを組ませる考えもあるようで、プレミア昇格を狙うバーミンガムにとっては古橋とスタンスフィールドの2トップが生命線となるかもしれない。

「彼らは9番、10番の役割で一緒にプレイできるし、エネルギーレベルを上げるために時々ターンオーバーすることもできる。あるいは、ジェイは左サイドでもプレイできる。キョウゴも左サイドでプレイしたことがあるけど、どちらかというと9番タイプだ。2部で本当に影響力を発揮するには攻撃力が欠かせず、90分にわたって複数の攻撃の脅威が必要となる。だから私がチームに望むような激しさでプレイできる選手が1人や2人だけではダメなのだ。でないと勢いが尽きてしまう。私は本物の火力を備え、それを様々な方法で使えるようにすることを求めている」

スタンスフィールドが2部でも同様の得点力を発揮し、古橋がセルティック時代のフォームを取り戻せば強烈な2トップとなるだろう。攻撃力でプレミア昇格を掴めるだろうか。



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