アーセナルはロドリゴ、エゼ、ゴードンのうち誰を獲得すべきか ファンはマルティネッリには不満あり

レアル・マドリードのロドリゴ Photo/Getty Images

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左サイドの補強も噂されている

スポルティングCPのスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュの獲得が目前に迫っているアーセナル。チェルシーからFWノニ・マドゥエケの獲得も済ませており、これで前線の層が格段に厚くなったことは間違いない。

これらに加え、さらに左サイドのウインガーを獲得しようとする動きもある。アーセナルの事情に詳しいジャーナリストのチャールズ・ワッツ氏が『caughtoffside』に語ったところによれば、レアル・マドリードのロドリゴ、クリスタル・パレスのエベレチ・エゼ、ニューカッスルのアンソニー・ゴードンの3名に興味を示しており、いずれかの獲得を検討していることは間違いないという。

いずれも左サイドで存在感を示すことは間違いない選手たちだが、同メディアはロドリゴ・エゼ、ゴードンの比較を行っており、プレイスタイルの違いについて触れている。
プログレッシブキャリー、ドリブル、ゴール期待値、決定力、アシスト、キーパス、クロス、出場時間の8つの項目で比較がなされているが、ロドリゴはキャリーと決定力の数値がもっとも高い。前線に持ち運んでゴールを決める役割ならロドリゴが適していることが示唆されている。ただしクロスやキーパスの数値は3人のなかでもっとも低く、連携を重視するアーセナルのプレイスタイルのなかでは活きない可能性もある。

ゴードンは逆にクロス、キーパスの数値がもっとも高く、チャンスメイクに秀でていることをデータが示している。ただし実際にアシストをもっとも多く決めているのはエゼで、ゴール期待値や決定力の数値も高い。ただし、その能力を最大限に活かすには左サイドではなく中央で起用すべきかもしれないことにも触れられている。

ファンは現在左サイドでプレイするガブリエウ・マルティネッリのパフォーマンスに満足いかない点があるようで、ファンメディア『PAIN IN THE ARSENAL』ではプレシーズンのミラン戦でのネガティブなポイントにマルティネッリの出来を挙げている。スピードや守備の献身性は十分なマルティネッリだが、頭を下げた読まれやすいドリブルや局面の判断力などはたびたび欠点として指摘されることがあり、昨季はリーグ8ゴールと得点力も十分とは言い難い面がある。

果たしてアーセナルはさらなる補強に突き進むのか。補強するのであれば、誰を獲得するのがベストなのか。引き続き移籍市場を賑わせることになりそうだ。

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