過密日程にグアルディオラが悲鳴 CWCがどのような影響を与えるか「11月、12月、1月には我々は壊れているかもしれない」

CWCの影響を懸念するグアルディオラ Photo/Getty Images

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連戦地獄に突入へ

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、新フォーマットのクラブワールドカップが自軍に与える影響について「肉体的に破壊される可能性がある」と強い懸念を示した。『Daily Mail』によれば、指揮官はプレミアリーグ開幕を前に、選手の疲労蓄積に対する危機感を隠していない。

シティは、クラブW杯ラウンド16でサウジ・プロリーグのアル・ヒラルと対戦予定。グループステージでは最多得点を記録し、昨季よりもチームの一体感が高まっているとの声もある。さらに優勝すれば、賞金として1億3300万ドルが用意されており、商業的にも大きな価値がある大会とされている。

だが一方で、選手たちは6月の代表戦からほとんど休みなくこの新大会に臨んでおり、疲労度はかつてないレベルに達しているようだ。グアルディオラは「これがチームに何をもたらすか、正直分からない。11月、12月、1月には完全に壊れているかもしれない。これは我々にとって初めての経験だ」と語り、長期的なコンディションへの影響を危惧している。
グアルディオラは、「理想を言えば、来季の準備に2か月の猶予がほしい。リフレッシュした状態で挑みたい。でも、それは叶わない。過去に我々が成し遂げてきた成果の対価として今がある。ならば、やるしかない」と語り、過密日程の中でもチームとしてのベストを尽くす決意を示した。

かつてない規模で行われる新クラブW杯は、チームに栄光をもたらすのか、それとも“壊滅”をもたらすのか。注目が集まる。

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