ペップ・シティで大ブレイクの時が来た!? CWCで存在感見せるドクに期待高まる 「自由にサッカーを楽しんでいる」

CWCでキレキレのプレイを見せるドク photo/Getty Images

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25-26シーズンの楽しみな存在に

マンチェスター・シティでプレイするベルギー代表FWジェレミー・ドク(23)はクラブW杯で感じている手応えについて語った。英『Manchester Evening News』が報じている。

2023年夏にシティにやってきたドクは1年目から公式戦43試合に出場し、6ゴール11アシストを記録。スピードとフィジカルを兼ね備えたドリブルは加入後すぐにファンの心を掴んだ。迎えた2年目の今シーズンは度重なる怪我に悩まされたが、現在開催中のクラブW杯を除く公式戦全体では38試合に出場し6ゴール9アシストを残した。

持ち味のドリブルは今シーズンもシティの大きな武器の1つであったが、同選手の課題は明白でアタッキングサードでのシュート精度とチャンスメイク力。数字に直結する仕事が求められている。
そんななか、現在行われているクラブW杯で抜群の存在感を見せているのがドクだ。グループステージ3試合で2ゴールと数字の面でも十分な結果を残しており、さらにユヴェントス戦の得点のようにオフ・ザ・ボールの動きにも改善が見られる。足元だけではなく、裏にも抜け出すようになったドクは相手にとって一層嫌な存在になりつつある。

左SBに入った新加入のラヤン・アイト・ヌーリとの連携に手応えを感じていると語ったドクだが、自身のパフォーマンスの良さには指揮官ペップ・グアルディオラからの信頼と自由さが関係しているという。

「自由を感じていて、サッカーを楽しんでいる。まだ改善すべき点はいくつかあるが、コーチの信頼を得て、自由に、正しい心構えでプレイできれば私のより良い一面が見えると思う。今、その片鱗が見えてきていると思う」

同メディアはドクについて「マンチェスター・シティの世代を代表する才能が、ついにブレイクする時が来たかもしれない」と綴ったが、ここまでのクラブW杯の出来を見て25-26シーズンのドクの活躍に期待しているファンも多いだろう。

アイト・ヌーリ、タイアニ・ラインデルス、ラヤン・チェルキとすでに持ち味を出している新加入選手も楽しみだが、大ブレイクの予感させるドクはペップ・シティの新たな顔となれるか。


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