イングランド代表は“FIFAランク173位”に思わぬ苦戦 トゥヘル監督はチームの姿勢に不満「緊迫感のなさは気に入らなかった」

イングランド代表の指揮官トゥヘル photo/Getty Images

ケインのゴールで勝利

イングランド代表はワールドカップ欧州予選・グループKの第3節でアンドラ代表と対戦し、1-0の勝利を飾ったが、トーマス・トゥヘル監督は自チームの出来に納得いかなかったようだ。

トゥヘル新体制になって3試合目となったこの試合、相手のアンドラはFIFAランク173位と格下であったため、イングランドが終始圧倒したが、得点は50分のハリー・ケインのゴールのみ。20本ものシュートを放ち、そのうち10本は枠内へ飛んだが、1ゴールに留まった。

就任後、3連勝でさらに無失点継続となった新生イングランドだが、トゥヘルはこの試合のチームの雰囲気に苦言を呈した。

「試合を終えた時の我々の態度が気に入らなかったので、最後の20分間が一番心配だった。緊迫感のなさは気に入らなかったし、その場面にふさわしい対応ではなかった。まだワールドカップ予選だからね。(日曜日に)彼らに何を求めているかを伝えるつもりだ」

「ワールドカップ予選に必要な真剣さと緊迫感が我々には欠けていたと思う。我々は火遊びをしたと思う。結局、その態度、ボディランゲージも気に入らなかった。あの場に必要なことではなかった」(英『BBC』より)

W杯予選に挑むにあたって、緊張感や真剣さが欠けていたことに不満を露わにしたトゥヘル監督。今月のもう1試合はセネガル代表との国際親善試合となるが、選手らは指揮官が満足するパフォーマンスを見せられるか。


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