28歳迎えた板倉滉が迎えるステップアップの時 現地メディアも絶賛する貢献度「ボルシアMGにとって絶対的な存在へと成長した」

ボルシアMGで実績を積んできた板倉 photo/Getty Images

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ボルシアMGでのアピールは十分

最終的には今季ブンデスリーガ10位フィニッシュとなったが、一時は欧州カップ戦出場権争いに顔を出すなど、ボルシアMGはまずまずのシーズンを過ごした。

そのチームでフル稼働してきたのが日本代表DF板倉滉だ。板倉とクラブの契約は来夏までとなっていて、28歳を迎えた今夏に移籍する可能性があると言われている。すでにバイエルンやドルトムント、フランクフルト、国外ではオランダの名門PSVからの関心も噂されていて、その評価は高い。

地元紙『Gladbach Live』も今季板倉が見せたパフォーマンスを高く評価していて、板倉を欲しがるクラブが複数出てきていることに納得している。
「ここ数週間、バイエルンやドルトムント、PSVといったクラブが関心を寄せており、プレミアリーグからの噂もある。ボルシアMGが来季の欧州カップ戦出場権を確保していれば、板倉も残留に興味を示したかもしれないが、現時点で移籍話ほぼ確実だ。板倉の人気が高いことも頷ける。今季の彼はボルシアMGにとって絶対的な存在へと成長したのだ。過去のシーズンでは怪我に悩まされた時期もあったが、今季欠場したゲームは僅か3試合のみ。その他の試合では全てフル出場しており、この一貫性も他クラブから関心を寄せられている理由だ」

「例えばフランクフルトはトゥタに代わるセンターバックを探しているようだが、条件面は板倉にとって良いものかもしれない。フランクフルトは今季を3位で終え、来季はCLに参戦するからだ」

28歳という年齢を考えれば、CLで戦えるクラブへ向かうには最適なタイミングとも言える。ボルシアMGでのアピールは十分だが、今夏にどう動くか。

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