再びブンデスリーガに? レヴァークーゼンがジェイドン・サンチョ獲得を検討

去就が注目されているジェイドン・サンチョ photo/Getty Images

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チェルシーが買い取り義務放棄の可能性

昨年夏にマンチェスター・ユナイテッドからチェルシーに今シーズン終了までの期限付き移籍で加入したジェイドン・サンチョの去就が不透明なものになりつつある。

移籍時にユナイテッドとチェルシーとの間で取り交わされた契約の中には、一定の条件を満たした際チェルシーに買い取り義務が発生する条項が含まれていた。しかし、アメリカメディア『The Athletic』によれば違約金の支払いによってチェルシーがこの買い取り義務を放棄できるという条項も契約の中に盛り込まれているため、今年になってからプレミアリーグでは1ゴールしか記録していないサンチョのために3000万ユーロ(約49億2000万円)程度の買い取り金をチェルシーが払う可能性は低いと見られている。

一方、保有権を持つユナイテッドもサンチョを来シーズンの構想から既に外していて、2300万ユーロ(約37億7000万円)以上のオファーがあればサンチョを売却する方針を固めている。
こうした中、イギリス紙『The Sun』によればドイツのレヴァークーゼンがサンチョの獲得を検討しているという。同クラブでは今年夏にフロリアン・ヴィルツやジェレミー・フリンポンらが相次いでビッグクラブに移籍する可能性があり、彼らに代わる攻撃の牽引役としてサンチョをリストアップしているようだ。

この移籍話でネックとなるのはサンチョの給料だろう。サンチョに対して現在の年俸1600万ユーロ(約26億2000万円)と同程度の給料を支払うことはレヴァークーゼンには困難であり、サンチョが大幅な減額を受け入れることが条件となる。

また、サンチョ自身は古巣であるボルシア・ドルトムントへの復帰を希望しているとされるが、ドルトムントはサンチョの再獲得を検討していないとドイツ紙『Sport Bild』は伝えている。

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