今夏のリヴァプール移籍拒否について沈黙破るスビメンディ「後悔はしていない」

レアル・ソシエダに残ったスビメンディ Photo/Getty Images

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しかしチームは不調に

レアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディは、今夏に取り沙汰されたリヴァプールへの移籍を拒否した件について口を開いた。英『Mirror』が伝えている。

アルネ・スロット監督が今季から指揮するリヴァプールは中盤の底でプレイできる新たな人材を探しており、リヴァプールが獲得に迫っていると思われていた。しかしスビメンディは最終的に移籍を拒否、ラ・レアルに残るという決断を下した。スビメンディはヨーロッパリーグ・リーグフェーズ第2戦のアンデルレヒト戦前の記者会見で、この件について語っている。

「僕の哲学は、いつでも自分が感じたことをするということ。これまでのところ、物事はうまくいっているよ。確かに多くの騒ぎがあった。不快な瞬間もあった。僕にとって一番良かったのはここに留まることで、僕は平穏で幸せだ。マスコミのせいで多くの騒ぎがあったが、結局すべては穏やかだ」
「もちろん後悔はしていない。シーズン序盤の4、5試合でそんなことは考えられない。自分の判断で決めたんだ。それが最善だと思った。結果は自分には関係ない。このチームには可能性があると思う。トレーニングを見ればわかる。良いシーズンになることを楽しみにしている」

結局スビメンディは移籍せず、代わりに「6番」としてライアン・グラフェンベルフが躍動している。つまりリヴァプールにとって、このスペイン代表MFを獲得できなかったことは今のところ問題ではない。しかし、ロドリを長期離脱で失ったマンチェスター・シティが新たにスビメンディに触手を伸ばしているとの報もある。

スビメンディの言葉とは裏腹に主力を抜かれたラ・レアルは今季苦戦を強いられており、現在リーグ14位に沈んでいる。チームの状況、あるいはオファー次第では今冬、あるいは来季にスビメンディがチームを離れることもありそうだが、今後どうなるだろうか。

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