準優勝の前回大会は誹謗中傷コメントが1万件以上も…… イングランド代表はEURO中にSNSの使用を制限することに

イングランド代表はEURO優勝候補の一角 photo/Getty Images

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SNS時代に選手をどう守るかも重要ポイント

現在のスポーツ界で問題の1つとなるのがSNS対策だ。試合結果やパフォーマンス内容によっては、ファンから厳しい批判がSNS上で出ることも珍しくない。

英『Daily Mail』は、イングランド代表がEURO2024開催中は選手たちのSNS閲覧を制限することにしたと報じている。

イングランドは今大会の優勝候補で、それだけに期待は大きい。前回大会も決勝まで進んだが、同メディアによれば大会中イングランドの選手に寄せられた侮辱的なポストは1万2500件もあったとされる。また決勝のイタリア戦でPKを外してしまったマーカス・ラッシュフォード、ジェイドン・サンチョ、ブカヨ・サカには人種差別的な批判もあった。
2022年のワールドカップ・カタール大会でもグループステージだけで1500件を超える誹謗中傷があったそうで、こうしたSNSは選手たちを傷つけることになる。

今後のスポーツ大会ではサッカーに関わらず、SNS対策は極めて重要だ。過激な誹謗中傷からどう選手たちを守るのか。この対策も求められている。

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