元チームメイトが語るアストン・ヴィラ時代のグリーリッシュの影の努力 「彼は自分のプレイにも膨大な量の努力を注いだ」

アストン・ヴィラで共にプレイしていた2人 photo/Getty Images

今ではシティの10番に

アストン・ヴィラのアカデミーで育ち、その後2012年にプロデビューを果たしたFWジャック・グリーリッシュ。

2013-14シーズンこそノッツ・カウンティにレンタル移籍を経験するも、翌年に復帰してからはヴィラの中心人物として、マンチェスター・シティに移籍を果たす2021年まで躍動した。そんなグリーリッシュとヴィラで4年間チームメイトだったコナー・フリハン(現ダービー・カウンティ)は、英『TalkSPORT』にて、当時のグリーリッシュの影の努力を語った。

「彼は素晴らしい男で、信じられないほどのサッカー選手だ。彼とプレイした最後の年、彼はおそらく大きな移籍をするだろうと思っていた。そのクオリティーで、彼は常に次のレベルに上がっていった。彼は自分のプレイにも膨大な量の努力を注いだ」
「彼はトレーニング場で2、3時間寝て、起きてジムに行くんだ。それは人々には見えない部分だ。 彼の強さと技術的能力を向上させようとする献身的姿勢は、私がクラブに来た当初からあった。彼が1億ポンドでマン・シティに行き、その後3冠を達成するのは、彼にふさわしいことだ。彼と一緒にプレイできて光栄だった。彼のレベルはトップだった」

グリーリッシュは練習の後や合間に家に帰るのではなく、仮眠をとり人知れずフィジカルトレーニングに取り組んでいたと語ったフリハン。またグリーリッシュは自身のプレイの向上のために様々なものを犠牲にしながらもトレーニングに取り組んでいたようだ。

シティ移籍初年度は、ペップ・グアルディオラのサッカーに慣れるのに苦戦していたグリーリッシュだが、3冠を達成した昨シーズンはチームにとって欠かせない存在となり、躍動した。

しかし今季は、同ポジションにFWジェレミー・ドクが加入してポジションを奪われたり、度重なる怪我に悩むシーズンを送っている。2年連続の3冠を目指すシティにとって、シーズン終盤に10番を背負うグリーリッシュ力は必要になる時が必ずやってくるだろう。FAカップのニューカッスル戦ではベンチに復帰していたが、インターナショナルブレイク明けのアーセナル戦での復帰できるだろうか。

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