セルティックはCLでも強豪と“真っ向勝負”すべき? 「常に攻撃したいと思っているし、それが僕たちのプレイスタイル」

今季もGSを突破できなかったセルティック photo/Getty Images

今季もGSでは1勝もできていない

11月28日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節のラツィオ戦を0-2で落とし、今季もグループステージ最下位での敗退が決まったセルティック。

スコットランド国内ではNo.1の強豪なのだが、欧州の舞台ではなかなか結果が出ない。スコットランド国内では強豪でも、チャンピオンズリーグの戦いでは格下となってしまうところに難しさがあるのだ。

本来ならば、守備を固めてカウンターアタックに徹する戦い方が一般的かもしれない。しかしセルティックは0-2で敗れた今節のラツィオ戦でも相手より高い55%のポゼッション率を記録しており、CLの舞台でも積極的にゲームを支配しようと動いている。
結果が出ていない以上はCLでの戦いを見直してもよさそうだが、ラツィオ戦にも出場したセルティックFWマイキー・ジョンストンはあくまで自分たちのサッカーにこだわっていく考えだ。

「ラツィオ戦は残念だった。彼らのレベルに近づいているように感じるけど、現時点ではまだそこまで到達していない。あのゲームには勝つ必要があったよ。常に攻撃したいと思っているし、それが僕たちのプレイスタイルだ。これまでのところは報われていないが、これがセルティックのやり方であり、今後もそれを続けていくつもりだ。僕たちは正しい方向に進んでいるよ。僕たちはフットボールをプレイし、相手と真っ向から対決する。それがやりたいことなんだ」(英『The Herald』より)。

国内ではボールを完全支配する側に回る機会が多いため、CLで戦い方をガラリと変えるのは難しいところもあるだろう。しかし、5大リーグの強敵と真っ向勝負を挑むのはリスクもある。国内とは戦い方を変える必要もあり、来季へ向けてCLでの戦いを意識したチーム整備が求められそうだ。

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