冨安健洋が公式戦2連続アシスト、しかし負傷交代…… アーセナルはウルブズに勝利で首位キープ

先発した冨安だがケガの具合が心配だ photo/Getty Images

活躍は素晴らしいが状態が心配だ

プレミアリーグ第14節、首位アーセナルはウォルバーハンプトン・ワンダラーズと対戦。日本代表DF冨安健洋はこの試合も右サイドバックで先発出場した。

6分、右のハーフスペースでボールを受けた冨安が、ペナルティエリア内に走り込んだブカヨ・サカへとパス。サカはDFをかわしてシュートを決め、冨安のアシストで先制点が生まれる。

さらに13分、マルティン・ウーデゴーが折り返しのボールをマイナスの位置で待ち受け、左足で叩いて2-0。その後ガブリエウ・マルティネッリのシュートがポストを叩くなど、アーセナルは攻撃の手を緩めない。
ウルブズは守護神ジョゼ・サーが負傷交代するなど不運にも見舞われ、ほとんどチャンスを作り出すことができない。唯一といえるのは、前半終了間際にアーセナルのミスからファン・ヒチャンがエリア前へ持ち込んだシーンだが、GKダビド・ラジャが冷静にボールを押さえ事なきを得た。

後半は早々に、冨安の右からのクロスにジェズスが飛び込むなどチャンスも迎えるが、アーセナルはややペースダウン。ラインを下げ、ウルブズにボールを持たせる時間も多くなる。

マット・ドハーティ、パブロ・サラビアを投入し変化を加えたいウルブズだが、アーセナルにいなされチャンスはなかなか作れない。アーセナルはエディ・エンケティアを投入しながらもトップギアには入れず、ボールを回しながら隙をうかがっていく。

ところがここで冨安に心配されたアクシデントが発生。座り込んでふくらはぎを押さえており、79分にベン・ホワイトと交代でピッチを去った。

86分、アーセナルは自陣でのボール回しをさらわれ、これをマテウス・クーニャに綺麗に決められて1点差に詰め寄られてしまう。88分にはエンケティアがスルーパスに抜け出してシュートを放つもポストに阻まれて嫌な空気が漂う。

その後アディショナルタイムにジョルジーニョ、ヤクブ・キヴィオルを投入しなんとか逃げ切ったアーセナル。これで首位キープに成功し3連勝となったが、冨安のケガの具合は心配される。

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