インテルのCFはラウタロとテュラムだけじゃはない 戻ってきた “2人のベテランストライカー”が陰からチームを支える活躍を見せた

ベンフィカ戦でPKを決めたサンチェス photo/Getty Images

インテル復帰を果たした2人がそれぞれゴール

ここまでセリエA13試合を終えて、10勝2分1敗で首位を走るインテル。30得点7失点は圧倒的な数字だ。

CLでも5戦を終えて、3勝2分でレアル・ソシエダと共に決勝トーナメント進出を決めている。GKアンドレ・オナナ、MFマルセロ・ブロゾビッチ、FWロメル・ルカク、FWエディン・ジェコといった主力選手が今夏に退団したが、ここまでは新戦力が躍動している。

そんななか、伊『calciomercato.com』が注目しているのはFW陣だ。エース、ラウタロ・マルティネスの新相棒となったFWマルクス・テュラムは、ここまで公式戦18試合で5ゴール10アシストを記録しており、確固たる地位を築いている。
ラウタロとテュラムのコンビが絶対的であることは変わらないが、11月30日に行われたCLベンフィカ戦で躍動したのは控えに回ることの多かったアレクシス・サンチェス(34)とマルコ・アルナウトビッチ(34)だ。

メンバーを大きく変えたインテルはベンフィカに前半だけで3失点を許す展開に。しかしこの日、2トップでスタメン出場したベテランのサンチェスとアルナウトビッチがそれぞれ1ゴールを挙げる活躍もあり、3-3の同点にまで持ち込んだ。

サンチェスはフリー移籍でインテルに、アルナウトビッチはボローニャからレンタルでインテルに復帰したベテランだ。同メディアは、この2人のベンフィカ戦のパフォーマンスを称賛しており、控えに甘んじていた2人がそれぞれ好パフォーマンスを見せたことはインテルにとって、とてもポジティブである、と伝えている。

ラウタロとテュラムのコンビが今後も第一候補であることに変わりはないが、インテルで多くのタイトルを獲得してきた2人のストライカーがバックにいることは心強い。

サンチェスはここまで公式戦10試合に出場し2ゴールをマークしており、アルナウトビッチは10試合に出場し1ゴール1アシストを記録している。

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