スコットランドでは“最強”なのにCLでは勝てない…… 古橋奮闘もセルティックは15戦連続白星無しの屈辱的結果に

今節もラツィオに敗れたセルティック photo/Getty Images

今季も0勝で終わるのか

昨季のチャンピオンズリーグではグループステージ最下位に終わったこともあり、今季のセルティックは特別な思いで欧州最高峰の舞台に臨んでいるはずだ。

しかし、今季もグループステージ5試合を消化して1分4敗と崩壊。最終節を残し、最下位での敗退が決まってしまった。

28日に行われたラツィオとの第5節も相手に22本ものシュートを許し、0-2で完敗。5試合で3ゴール14失点と戦力差の現実を見せつけられている。
『TNT Sports』はセルティックがイギリスのクラブとしては初めてとなる『CL15試合連続白星なし』という屈辱的な記録ができてしまったと取り上げており、セルティックにとっては絶望的な結果だ。

今季はエースの日本代表FW古橋亨梧も5試合で2ゴールと奮闘したが、とにかく今のセルティックはリードを守ることができない。第2節のラツィオ戦、第3節のアトレティコ・マドリード戦はいずれも古橋のゴールでセルティックが先制しているのだが、そのリードを守れぬまま失点を重ねてしまった。

前節のアトレティコ戦では前田大然が退場処分を受けてしまい、試合も0-6の大差で完敗と完膚なきまでに叩き潰されてしまった。最終節のフェイエノールト戦も落とせばまたも未勝利で終幕となってしまうが、意地を見せられるのか。スコットランド国内は完全に支配しているのだが、欧州の舞台では苦い結果が続いている。

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