「遠藤がその答えだとは思わないし、ジョーンズが答えだとも思わない」 リヴァプールの中盤にはまだ新戦力が必要なのか

今夏リヴァプールに加わった遠藤 photo/Getty Images

新生・中盤をどう評価する

リヴァプールは今夏にファビーニョ、ジョーダン・ヘンダーソン、ジェイムズ・ミルナーら中盤の選手が一斉に退団し、顔ぶれがガラリと変わった。

ドミニク・ショボスライ、アレクシス・マクアリスター、ライアン・グラフェンベルフ、そして日本代表MF遠藤航も獲得し、新生MF陣でスタートを切ったのだ。

現在はリーグ戦でも2位と好位置につけているが、ここまでの新生MF陣をどう評価すべきだろうか。ショボスライもマクアリスターもヒット補強と言っていいが、気になるのは組織としての機能性だ。
ここまでは中盤の守備が思うように機能しないゲームもあり、ギリギリの戦いも少なくない。まだ万全の状態とは言えないだろう。

英『Liverpool Echo』によると、クラブOBスティーブ・ニコル氏は今冬にも新たなMFの補強に動いた方がいいと主張する。ショボスライとマクアリスターのことは評価しているようだが、彼らを支える存在が必要との意見だ。

「彼ら2人(ショボスライとマクアリスター)の隣に適切な選手が入れば、彼らはさらに一歩前進できるだろう。現時点ではそれが誰なのか分からない。遠藤がその答えだとは思わないし、ジョーンズが答えだとも思わない。今のところ、リヴァプールは誰かを探す必要があると思う」

遠藤も試合を重ねるごとに指揮官ユルゲン・クロップのスタイルにフィットしているように思えるが、やはり名門リヴァプールの守備的MFに要求されるレベルは高い。まだ100%納得のいくパフォーマンスとは言えないだろう。

今冬にも大物MFを引き抜くとなれば、さらに遠藤のライバルが増えることになるが、クラブは今の中盤をどう見ているのか。

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