ケイン加入の影響はサネにも? 完全復活を遂げた快速ウインガーは今季9G7Aの活躍で、ケインの新相棒に

今シーズン絶好調のサネ photo/Getty Images

昨シーズンのリーグ得点数に早くも並ぶ

バイエルンはブンデスリーガ11試合を終えて、9勝2分で2位につけている。またチャンピオンズリーグ(CL)でも強さを見せ、決勝トーナメント進出を難なく決めた。

今夏に加入し、公式戦通算16試合で21ゴール7アシストを記録しているエースストライカーのハリー・ケインが大爆発中であることも大きいが、ケイン加入の影響を受けて、今シーズン好パフォーマンスを発揮しているのがFWレロイ・サネだ。

サネは今シーズン、全公式戦18試合に出場し9ゴール7アシストを記録。リーグ戦では11試合で8ゴール6アシストと圧巻の成績だ。バイエルン加入後、リーグ最多得点となった昨シーズンの8得点にすでに並んでおり、移籍後最高のパフォーマンスを見せている。
『Who Scored.com』によると、サネの好調ぶりはゴールやアシストだけではないという。同選手は今シーズンのブンデスリーガの全選手の中で、ファイナルサードでのタッチとテイクオン成功数で1位、キーパス数で2位、シュートとペナルティーエリア内へのキャリーで3位を記録しており、圧巻のスタッツを残している。

また、ケインとサネのコンビから生まれた得点はリーグで7ゴールを記録しており、5大リーグの中で最多となっているようだ。

ケインが前線でのポストプレイや、中盤に降りてきてプレイすることもできるため、ケインが降りてきて、その空いたスペースをサネが利用したり、サネのクロスをケインがしっかりと決めることも大きく影響しているだろう。

なんでもできるエースストライカーの加入によって、マンチェスター・シティ時代の輝きを取り戻しているサネ。移籍の噂も浮上している中、今シーズンどれだけのゴールとアシストを積み重ねていくことができるのか注目だ。

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