日本に新たな香川真司 《U-17W杯注目の10人》にギウ、ウィリアンらとともに日本から名和田我空 

U-17アジアカップでMVPに選ばれた名和田 photo/Getty Images

カリージョ、メッシーニョの呼び名あるウィリアンら未来の主役候補も

10日より、インドネシアでU-17ワールドカップ2023がスタートした。11日にはU-17日本代表も登場予定で、日本はまずグループステージ初戦でU-17ポーランド代表、そこからU-17アルゼンチン代表、U-17セネガル代表と対戦する。

その大会スタートを機に、スペイン『as』は今大会の注目メンバー10名をリストアップしている。いずれも未来のスター候補だが、その中に日本から17歳のFW名和田我空(神村学園高校)が選ばれている。

名和田は今年6月に行われたU-17アジアカップ2023で5ゴールを挙げ、大会得点王&MVPに輝き、チームを優勝に導いている。決勝の韓国戦でも名和田は2ゴールを決めており、注目されるのは当然だろう。
同メディアは「彼のU-17アジアカップでのパフォーマンスは目を見張るものがあり、5ゴールで得点王、さらにはMVPにも選ばれた。主に左ウイングからスタートするが、中へ切れ込むプレイを好む。素晴らしいテクニックがあり、日本人選手では香川真司や鎌田大地、乾貴士、久保建英を思わせる」と評価する。171cmと小柄な選手ではあるが、そのテクニックが世界の舞台でどこまで通用するか注目される。

他には、さっそくグループ初戦のカナダ戦でゴールを決めたバルセロナ所属のU-17スペイン代表FWマルク・ギウ(17)、メッシーニョなんて呼び名もあるパルメイラス所属のU-17ブラジル代表FWエステヴァン・ウィリアン(16)、日本と同組のアルゼンチンからは母国の名門リーベル・プレートのトップチームでプレイする17歳のMFクラウディオ・エチェベリ。

すでにプレミアリーグのピッチも経験したアーセナル所属のU-17イングランド代表MFイーサン・ヌワネリ(16)、今夏にフライブルクのセカンドチームからバルセロナBへと移籍した17歳のU-17ドイツ代表MFノア・ダルビッチ、今年2月に行われたCONCACAF U-17選手権2023で8ゴールを挙げて大会得点王に輝いたU-17メキシコ代表FWステファノ・カリージョ、レンヌのトップチームでもプレイ経験があるU-17フランス代表FWマティス・ランブルドといった選手たちがリストアップされている。

中でもバルセロナのトップで衝撃のデビューを果たしたカンテラ出身のギウ、ブラジルでエンドリック、ヴィトール・ロッキに続く注目の有望株とされるウィリアン、今フェイエノールトで売り出し中のメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスに続く点取り屋と期待されるカリージョといったアタッカー陣は主役候補か。

ここに名和田も入っているのは見事で、この大会でさらに知名度アップとなる可能性もありそうだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ