ピークは2018-19シーズンのまま ミラン新戦力FWに厳しい声「ミランで何の痕跡も残していない」

ミランに加わったヨビッチ photo/Getty Images

ジルーの負担を軽減するFWになってほしいが……

前節2-2で引き分けたナポリ戦ではFWオリヴィエ・ジルーが2ゴールを決めたが、ミランもずっと37歳の大ベテランFWジルーに頼っているわけにはいかない。

ジルーの負担を軽減するセンターフォワードが求められているが、ここまで当たりが出ていないのがFWルカ・ヨビッチだ。

ヨビッチは今夏にフィオレンティーナから加わった25歳のセルビア人ストライカーで、何と言ってもフランクフルトでプレイしていた2018-19シーズンの活躍が有名だ。
当時のヨビッチはシーズン全体で27ゴールを挙げ、その活躍からレアル・マドリードへ引き抜かれることになった。

ただ、ピークはあの2018-19シーズンだ。レアルではまったく結果を残せず、評価は一気にダウン。今夏に移籍したミランでもレギュラー奪取とはならず、ここまで0ゴールの状態が続いている。

昨季フィオレンティーナではシーズン13ゴールを挙げる働きを見せたのだが、伊『Gazzetta dello Sport』は今季のヨビッチについて「1か月半が経った今でも、セルビア人ストライカーはミランで何の痕跡も残していない」と手厳しい。

ミランは他にスイスの若手FWノア・オカフォーも獲得しており、オカフォーはすでにリーグ戦で2ゴールを決めている。ヨビッチもそれに続けば攻撃の幅が広がるが、移籍後初ゴールはいつ決まるのか。

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