23歳でバルサ離れ、アメリカで9ゴール8アシストの大暴れ MLSで伸びるスペインのテクニシャン

LAギャラクシーの中心選手となったプッチ photo/Getty Images

将来的に欧州へ戻るプランもある

バルセロナを離れたテクニシャンは、アメリカの地でスター選手となった。

今季ロサンゼルス・ギャラクシーでチームMVPに選ばれたのは、24歳のMFリキ・プッチだ。

プッチはバルセロナのカンテラで育った選手だが、トップチームでは定位置を確保できなかった。そこで昨年にMLS行きを選択することにしたわけだが、20代前半で欧州5大リーグを離れる決断には賛否両論あった。
しかし、プッチの決断は間違いではなかったのだろう。今年チームはウェスタン・カンファレンスで13位と振るわなかったが、プッチは9ゴール8アシストと活躍。9ゴールはチームトップの数字だ。

LAギャラクシー公式によると、今季のプッチはリーグ戦にて全体1位となる2752回のボールタッチ、ファイナルサードでのパス成功数640本を記録。ドリブル成功数は92回で全体2位、パス成功数も1892本で2位と見事な数字を残している。

バルセロナではペドリやガビなど、自身より若いMFが次々と出てきた。プッチがスタメンを確保するのは難しかったかもしれないが、MLSで確かな爪痕を残している。

MLSで成長してから欧州へ戻るパターンもあるはずで、アメリカの地で伸びる24歳の才能には来年も注目だ。

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